農業アルバイトの選び方

自分に合った農業アルバイトの見つけ方を紹介します

農業アルバイトの求人をチェックしよう

好きなものから自分がやりたいことを探す

農業アルバイトの求人と一口に言ってもその業種はさまざまで、野菜や果物のほかに花や、牛・豚の飼育といった酪農も含まれます。漠然と挑戦してみたい気持ちはあるものの、いったいどんな仕事が自分に向いているのかわからないという人も多いのではないでしょうか。どんなことでもそうですが、誰しも興味のないことは長続きしません。好きなもののほうが、もちろん愛着もわきますし一生懸命になれます。まず、求人をチェックする際には、野菜でも果物でも自分が好きなものを扱っている農家を選びましょう。

農家アルバイトは基本的に未経験でもできる仕事内容のところがほとんどです。具体的には農作物の生産・飼育作業、収穫・運搬作業、選別・箱詰め作業といったものです。時期によって、収穫期だけの短期アルバイトを募集しているところもありますし、すべての作業にかかわることができるところもあります。しかし、小規模農家の場合は人数が少ないことと、もちろんどの過程も大切なものなので、作業の好き嫌いを言うことはできません。さらに、どの作業にも共通して必要な要素は、体力と繊細さです。運搬作業では重い段ボールを何度も運びますし、収穫作業では同じ姿勢で長時間作業しなければなりません。また、丁寧に扱わなければ農作物を傷つけてしまう可能性があります。単純作業とは言え、長時間持続できる集中力と忍耐力が大切です。

働く環境が自分に合っているかチェックする

農業アルバイトに挑戦しようと思った人の多くが、大自然の中で働きたいという目的を持っているのではないでしょうか。確かに農家は田舎の自然豊かな場所にあるものですが、中にはトマトやイチゴといったものの場合、ビニール栽培で育てているところもあります。求人をあまりチェックしなかったため、行ってみると作業する場所は毎日ビニール畑の中で、緑に囲まれた大自然のイメージと違ったというケースも。また、リゾートアルバイトのように沖縄や北海道で働き、空いた時間を利用して遠出したり、ダイビングなどその土地ならではの資格を取得するといった目的がある人もいるかもしれません。しかし、天候に左右されることや手作業で行う仕事のため、残業が発生することも珍しくなく、休みの日でもどこかに出かける体力がないということも十分に考えられます。自分の好きな場所で働くというのも、選択肢の一つですが、何度も経験している人ならまだしも、未経験の場合はあくまで目的は農業を経験することと限ったほうがいいでしょう。

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